不動明王(ルシエル)の両刃の剣は、素直で謙虚な人霊に対しては救いのエネルギーとして働き、狡猾で傲慢な霊に対しては破壊のエネルギーとして働きます。
つまり、総じて浄化することで神性の光を啓発させるエネルギーとしての働きになるということです。

エネルギーは同じですが、破壊と創造のエネルギーが同時に働くのです。
ですから自他共に霊的浄化を行うときは、最初にこの剣を自ら素直に受け、貫かれることをイメージして自分を浄化し、そして浄化する相手を自分と重ねて思いっきり頭から地に向けて力強く浄化することが大事であり、このときに浄化の様子を強くイメージする必要があります。

不浄な想いが強い場合は、それがバッサリと禊がれますから、場合によっては物理的な痛みを伴う場合があるでしょう。完全に自分で浄化できたという実感を感じられるまで浄化は実践する必要があります。

特に神の子たちには救いの光を求めて様々な霊界が近づいてきますから、生きている限り絶えず浄化する必要があるのです。

邪悪で狡猾な霊団から光に満ちた崇高な霊団まで様々存在するのですが、全ての憑依はシンクロする意識に同調して近づいて来るのです。ですからあなたの日常の意識ステージがどうなのか、それにより背後の霊団が決まるのです。

要するに憑依現象は、良くも悪くも自分自身の中に同調する意識が原因となり霊が憑依したり協助したりするのであり、マイナーな意識を持つ人は、マイナーな霊団が憑依し、ポジティブな意識を持つ人は、ポジティブな霊団が時空を超えて作用するのです。