世界の東西対立情勢を善悪で判断する時代はすでに終えました。
なぜなら神の計画は善悪を超えたステージで行われるのであり、「悪をもって悪を征する」手法を逆手に用いながら進められていくからです。例えるなら、互いに力を与え合うことで相手を崩し制する合気道の手法に似ています。 
 
これからは、虚偽と穢れにまみれた世界の権力支配体制は、東西南北を問わず滅びる運命であり、神意に通じる世界平和を希求する民意が世界を動かす原動力として極東から浮上することになります。

東西の権力支配体制による対立構造は相殺される運命であり、善と悪に分けて思考する二元対立の思想と権力支配による覇権思想がある限り、世界的カルマの浄化と破壊の渦に巻き込まれて行くだけなのです。

旧世界経綸の担い手たちが超えられなかった限界は、基本的に善悪の二元対立思想を超えられなかったのであり、善と悪に分けて判断しようとするこの思想では人類歴史を平和と調和に導く牽引力にならないのです。

世界経綸の限界を超えて始まる経綸とするために、宇宙経綸に関わる皆様は善悪の二元対立意識から脱皮し、神意に満ちた調和の意識に次元を高る必要があるでしょう。そのためにも親なる守護神との交流が大切なのであり、無償なる愛に根ざす神の意識に転換する必要があるでしょう。