魔界に憑依された人の特徴は、知的で、巧みに語り、理論的であるのです。また決して自分の非を認めず、自己正当化して責任を他に転嫁しようとするのです。
確かに魔界の悪霊に憑依された権力者たちは、自己を正当化し、自らの罪を責任転嫁し続けなければ世界を支配することは出来なかったでしょう。

最初は小さな罪でありましても、長き人類歴史を経るにつれて、罪穢れが膨らみ、魔界(悪霊)の力は大きく拡大しているのです。
彼らは自ら計画した似て非なる神(魔界)の経綸を完成させようと推し進めています。
しかし終末の弥勒の時代を迎えた今、神の経綸が浮上するのであり、経綸を守る神々と善霊の働きによって、いずれは自らの非を認めざるを得なくなるのです。なぜなら神の経綸に所有権の全てを返還しなければ、魔界は蘇生する道が閉ざされてしまうからです。

どんなに大きな権力を持っていたとしても魔界も人霊なのであり、彼らも本心では永遠の救いの道を神々に求めているのです。
宇宙経綸は、魔界にとって罪を清算し浄化する最大のチャンスなのであり、このチャンスを失っては永遠に蘇生する道が閉ざされて消滅せざるを得ないのです。
永遠の死を選ぶのか、歓喜に満ちた永遠の生命に生きるのか——魔界人たちが自己判断することであるのです。

今回は、魔界の権力支配の頂点が神々を受け入れて始まる宇宙経綸なのであり、受け入れなければ悪霊たちの救いの道は閉ざされることになるでしょう。
だからこそスターピープルの皆さんは、魔界の悪霊たちを神の愛で治める不動の神の子として研鑽をしっかりと積み重ねる必要があるでしょう。

低級な悪霊に支配された人は肉体的な暴力を使いますが、高級な悪霊に支配された人は、自分は神であるかのように知的に神の言葉を悪用するのですね。魔界の多くは低級霊です。
でも彼らも本来は神の子ですから、それを見つめる神々の苦労は大変なものでしょう。いずれは淘汰されながら道が開かれて行くことになるでしょう。