魔界も神の宇宙経綸に間接的に関わることで、魔界自身の解放に動くのです。
神の位置を奪い地上世界を支配する魔界の支配霊たちは、神に最も反対しながら、実は最も神の救いを求めている存在なのです。

魔界の支配霊は霊界にグループを作りながら沢山存在していますが、狡猾な獣に象徴される地上の支配者たちに憑依して、支配勢力を互いに牽制させ合いながら崩壊へと導いていくのです。

神の経綸は、魔界の性質を熟知した上で成される経綸であり、基本的にヤハウェとの隙間がない限り、神の子たちが魔界に干渉されることはないのです。
神の子たちがそうあってこそ、魔界は経綸をサポートする働きを担うことができるのです。

要するに神の宇宙経綸は、神々だけではなく、魔界と霊界の解放までを含んだ人間の叡智を超えた経綸となるのです。