魔界の狡猾さに負けていては神の子とはいえません。
どんなに強い魔界でも成長の6.66段階を越えることは出来ないのです。

成長の6.66段階を越えて魔界を治める真の神の子となりませんと、ヤハウェが主導する宇宙経綸を担うことは出来ないのです。

神の子たちは、たとえ6.66段階の霊性を越えない立場にありましても、ヤハウェの慈愛の保護圏に守られていますから魔界も皆さんに直接手を出すことはありませんが、いざ魔界を動かしながら宇宙経綸を担う真の神の子として動き出すと、魔界は神の子たちの隙間を狙って邪魔をするのです。

しかし結果的に、自らの不足を自戒反省して改心することでヤハウェとの隙間を埋めることになりますから、ある意味では魔界からの助けなのであり、魔界に感謝すべきことであるのです。

宇宙経綸は筋書き通りに運んで参りますが、気を付けるべきは、真の神の子としてヤハウェとの信頼関係に決して隙間をつくらないということです。

魔界は、経綸と無関係な者には何ら反応しないのですが、宇宙経綸を担う者には容赦しないのです。なぜならヤハウェとの間に隙間があっては、魔界を解放する真の神の子とはならないからです。
ヤハウェとの信頼関係を強くして魔界が入り込む隙間を埋めること、それが皆さんの日々の課題であり、魔界を治めながら経綸を担う神の子たちの道理であるのです。

なぜ魔界はヤハウェの保護圏内にいる神の子たちに干渉しないのか……
神の位置を奪った魔界の道理からすれば、ヤハウェは悪魔そのものであり、全ての罪状を審判されてしまうもっとも恐ろしい存在に映るのです。魔界もヤハウェに救いを求める存在なのであり直接ヤハウェを攻撃することはしないのです。なぜならヤハウェの意に背いては霊的生命を永遠に失うことになるからです。