世界経綸の峠を越えませんと宇宙経綸は担うことは出来ません。

それでは世界経綸の峠とは何でしょうか……それは自らの内に宿る魔性の壁を越えるということであり、霊性の成長進化10段階における6.66段階のレベルを越えるということですね。

ヤハウェの存在しない世界経綸時代の観念的な神認識では魔性を越えることはできません。観念で神を捉えているうちは悪魔・サタンの冤罪を理解することはできず、人類がカルマから解放されることはないのです。

自らの中にある魔性を越えるとは、自らを守護している神との心情関係が観念から実体的な関係に成長するということでもあるのです。その関係に成長しませんといつまでも心に隙間ができ、その隙間から魔性として働く穢れた霊が入ってしまうのですね。

確かに魔として働くのは穢れた霊であるのですが、問題は魔として働く穢れた霊を憑依させてしまう心の隙間が自分自身にあることなのです。
隙間がなければ、どんなに穢れた霊も憑依することはできません。
その霊が悪いと霊に責任転嫁をする前に、最も問題なのは、隙間のある自分自身であるということです。

心の隙間をつくらない……そのためには、日々の生活の中で絶えず神と一体の心情世界に生きることがとても大事になるのです。

世界経綸時代は、霊性の高い人霊に意識を合わせることが大切でした。それは自らの霊性を高めてくれたからです。しかしそれだけでは心の隙間は埋まらないのです。高級な霊が働いたとしてもそれはあくまでも人霊なのであり、共に堕落した人類始祖の遺伝子を持っている存在なのです。

宇宙経綸では、人霊に意識を合わせるのではなく、神主人従・人主霊従として神に意識を合わせることがとても重要になるのです。
人霊を自らの救いの中心に置いている内は魔性の克服は出来ず、神々の計画に触れることもできません。

今回、皆さんがあまり苦労せずに神の子・スターピープルとしての意識に立てるのは、先駆けてこれらの課題を克服した陽陰の神の子が、神々と人類を繋ぐための霊的保護圏を地上につくっているからであり、その執り成しの保護圏が存在することで初めて神々の心情世界と通じる道が開かれて行くのです。

感謝合掌