悪魔ルシファーが冤罪から解放されることで光の天使ルシエルに復活したように、魔女リリスが冤罪から解放されることで光の女神イシスに復活するのです。
悪魔と魔女という存在は元々この世界には存在せず、人類が自ら堕落した責任を正当化するために、養父母なる神に全ての責任を転嫁し都合良く悪魔にしたのです。人類の罪穢れを一身に背負い悪魔呼ばわりされながらも、人類救済の道を開くために導いてきた神々の辛い歴史を解き明かし、冤罪から解放することは、神の子の責任であるのです。
神々はなぜその責めを今まで背負ってきたのか……その責めを神々が背負わなければ、人類が自ら堕落の責任を認めることは、歴史を経て増大した魔性と穢れの責めを幼い人類自身が受けることを意味し、その責の大きさゆえに霊的死に至るしか人類には道が無いことを神々は知っていたからです。それほどに罪穢れた人類に対してボロ雑巾の如くに自らを犠牲にし下僕の如くに人類を支えて来られた養父母なる神々の愛があったことを私たちは知るべきであり、その苦悩から神々を解放して行く責任があるのです。
魔王ルシファーとは、人類の罪の責任を光の天使ルシエルに転嫁することでつくり上げた人類の集合意識そのものを指しています。魔女リリスについても同じです。
イシスは、一般に言われるエジプト神話での意味合いではなく、魔女リリスが本来の母なる愛の神に蘇生した立場として表現しています。