シカゴで開催された食料農業サミットのニュースより

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シカゴで行われているサミットでは、米国国家資源保護評議会の専門家が、地球上の食料のうちどのくらいの量が捨てられているかに関する新しいデータを発表した。一方で国連の資料によれば、毎日10億人以上が飢えに直面しており、地球上の食料全体の30%から50%が捨てられているという。毎日捨てられている食料の価格は、60億ドルと試算されているほか、3900万人に一日三度の食事を提供することができる量だという。主に店舗からは食品の15%から20%が捨てられている。世界人口が一貫して増加しているなか(2050年までには90億人と予測されている)、食料品への需要も高まっており、環境への負担が高まっている。

文中の米国国家資源保護評議会は、自然資源防衛評議会(NRDC)

客観的なデータはまだ収集中だが、ロイター通信が今週米シカゴで開催した食料農業サミットに参加した専門家らは、世界で生産される食料のうち30~50%が食べられることなく廃棄されていると推計している。