先回は、宇宙生命体と人類の優位性についてお話ししましたが、それはどの様なことでしょうか?

人類のカルマ清算の歴史は、幾度も繰り返された宇宙歴史のカルマ清算(浄化)とシンクロした道であり、最終的にカルマ清算のカギを握るのは、宇宙生命体に創造された地球人類の目覚めであるということです。

神々と呼ばれて来た宇宙生命体の特徴は、宇宙本源の愛の光を自ら発することが出来ないのであり、どんなに崇高なる知性として愛の光を論じ求めても、それは観念のレベルを越えず、実体的に実践を介さなければ、具現化できないのです。ですから、歴史清算の道は、最終的には宇宙本源の無償の愛の光に触れた神の子からでしか道は開かれないのです。ここで大事なのは、条件付きの愛と無償の愛の相違なのです。

霊的宇宙生命体の愛は、あくまでも条件付きの観念的な愛に留まり、そのために善悪の意識概念を越えることは出来ず、対立と戦争のカルマを越えることは出来ないのです。

ここで観念の愛を超えるとは、無償の愛、即ち善悪を越える愛とは正に、理・知性を超えた親が子を愛し、子が親を愛するという親子の心情関係からでしか、理解することの出来ない世界なのであり、この心情関係は、宇宙生命体には理・知性としては理解出来ても、心情としては理解不能な世界に近いのです。

そのために、親子の関係に魔が入らない肉体を有する人間関係を土台としてしか善悪を越えた無償の愛の関係を築くことは困難であり、世界で争い戦う各人種民族の神概念が知的理解の観念である内は、統合調和することが不可能であるのです。

だから先ず地上世界の平和的な統合は、宇宙本源の神、永遠普遍の愛の光なる親(父母)なる神の力と繋がらなければ道は開かないのです。

ヤハウェの宇宙経綸の道は、人類が大宇宙本然の神の愛に触れるまでは神々により示されるのですが、それまで人類を導かれるヤハウェと太陽神界は、厳しくも優しくも神の子となる覚り(アセンション)の段階に合わせて導かれるのであり、ヤハウェや太陽神界からすれば殆ど計画通りの経綸となるのです。

現在、宇宙経綸の道は、最終段階に向かおうとしているのですが、人類の理解が乏しいがために厳しい世界情勢となっているのであり、然しながら通らざるを得ない道のりであるのです。

ヤハウェと太陽神界の予定からすれば、人類の覚醒は大分遅れているのですが、神々の計画からすれば、新旧聖書に示された予言・黙示録に示された通りに事が進んでいる様に感じます。

これはキリスト教徒やユダヤ教徒が正しいということではありません。キリスト教徒、ユダヤ教徒、他の全ての宗教徒が一旦リセットされて、原点に帰依するところに立ち返る必要があると思います。そうしなければ、分裂と崩壊の嵐は止むことは無いでしょう。

感謝合掌