成長進化の6.66段階を超えて晴れて神聖領域に入ろうとする時、最後に魔の大禊の試練を誰もが受けるのです。

人類始祖は、成長途上で神ヤハウェから離れて堕落し、その罪を自己正当化して父母神(ルシエル・サナートクマラ)に責任転嫁したのであり、それが神性の目覚めと共に不本意に発生した人類始祖の魔性であるのです。

人類誰もが例外なく、心の内に神を志向する善と魔を志向する悪の相反した性質を有するのはこのためで、堕落しなければ魔性は存在しなかったのですね。

人類の本来の神性は無限に発展するのですが、魔性は後天的に不本意に発生したので消化しなければいけません。そうしなければ神の子としての神性の啓発が損なわれるのです。

魔性は、堕落した人類始祖アダム・イブとイザナギ・イザナミの東西家庭を温床に東西南北世界に繁殖拡大しながら人類歴史を形成したのであり、肉体を脱いで永生する霊界に光なき闇と穢に満ちた魔界を創る根本原因となりました。

命懸けでヤハウェの戒めを破って堕落した人類始祖ですから、ヤハウェに帰還するためには命懸けで素直にヤハウェの願いに身を委ねる姿勢が大切になるのですが、この時に神の意に反して自己を正当化し、父母神に責任を転嫁させようと働く魔界の試練があるのです。
この魔性を見破り克服しなければ、魔界が皆さんを神の子と認めることはできないのです。

命懸けでこの魔性の峠を超えませんと、神々が働く受け皿とは成らないのであり、神の子として宇宙経綸を担うことを魔界は許さず、未来創造に向けた新人類の鋳型である神の子=即身成仏とはならないのです。

宇宙経綸とは、魔性の峠を超えてヤハウェや父母神を初めとした神々と一体した神の子たちによりなされて行くのです。

魔界は、成長進化の6.66段階レベルを超えない世界です。7段階に入って名実共の神の子となり、8段階で神の子同士の家庭を築き、9段階で神の孫を育みながら無償の神の愛を完成するのです。そして10段階で晴れて輪廻を必要としない太陽神界に肉体を脱いで移行し、光に満ちた霊界で永住するのです。

魔界を超えた時に奇跡的に働く神々の力を皆さんに体験して欲しいと思います。
魔界が最も嫌がること、それは自らをかえりみずに神の願いに素直に生きることであり、その姿勢に神が働くのです。