大宇宙は、多次元、多層世界からなる物性世界と非物性世界から構成されていますが、今日は、地球人類に身近な地球霊界について述べたいと思います。地球霊界と表現しましたのは、地球以外の霊界が、私たちの銀河や他の銀河宇宙にも存在しているからです。
今まで地球人類の多くは、人間は肉体の死とともに、永遠の眠りにつくものと信じ、死を恐れて地上での生活に執着してきた経緯があります。確かに宗教世界では、霊の世界があると説いてきた歴史があるのですが、物質科学に偏重した近代物質科学文明は、非物性的な存在を実証できないために、間違った主義思想による、悲観的な人生観をつくり出してしまったように思います。
肉体の自然死は、人間の進化の過程に起こる必然性であるということが理解できれば、人類の価値観は大きく変わることになるでしょう。本来、宇宙創造神によって創造された人間は、宇宙創造神とともに永遠の愛に生きるために創造された、神の子(分霊)としての生命体であります。
それではなぜ、人間はいずれ死を迎える肉体を持ち、地上での生活を過ごすのでしょうか。結論から申しますと、地上での生活は、霊として霊界で永遠に生きるための準備期間であり、避けられない宇宙の法であるからです。
宇宙の究極の法とは、宇宙創造神の永遠の愛そのものであり、人間が神の子として完成するということは、すなわち宇宙創造神の永遠の愛を、自らの内に体現することです。
人間は、誰もが自らの内に神性を宿している存在ですが、生まれながらに愛の光を放っている存在ではありません。一時期、人間は親の愛に育まれながら成長しますが、愛の本質は、受動的に成長するものではなく、主体的に自らの意思で光輝くことを通して成長するものです。
「愛は奪うものではなく、自ら光輝き与えるもの」という愛の原則を無視しては、神の子としての成長はあり得ません。愛には責任を伴う不確定性があるということです。
愛は、自らの内に宿る宇宙創造神の神性を光輝かせ、自らの個性として光輝くことで、自然に放たれる光のエネルギーであります。そして、そのような愛に光輝くツインソウルが、一体調和した夫婦として家庭を築き、夫婦の至極の愛を完成させながら、愛の結晶として生まれた子どもを愛し育み、夫婦ともども、宇宙創造神の愛に限りなく近づいて行くプロセスを地上で体現します。そのような普遍的な愛を動機に宇宙自然界を治め、第二創造主となるための過程として、地上での生活があるということです。
しかし地球人類は、そのような理想系から一脱した虚偽の歴史を築いたために、必要以上に、地上に輪廻せざるを得ない状況を自らつくってしまいました。



