肉体を脱いだ後に霊(意識)が住む霊界は、どのようになっているのでしょうか。
霊界は、物性次元に存在する世界ではなく、非物性次元に存在しています。しかし、非物性世界と物性世界は、それぞれ次元を異にしながら循環している世界であり、地上に生きている間は、霊は肉体と一体して存在しています。
霊界は、非物性的な霊的要素からできており、自然界の法則からみますと、限りなくエントロピー減少に近い世界とみることができます。霊界の大きさは、住んでいる霊人たちの意識の大きさに比例するもので、個々に相対的な広がりと大きさを持っており、人類の進化とともに拡大しています。
霊界は、地上での人生に知り得た真理や体験、そして霊的な進化のすべてが具体化(創造)された意識の世界であり、地上世界とは違って、同じような状況にある霊人たちが、それぞれ異なる無数の霊団を編成して、霊界全体が構成されています。
霊界が存在している場所は、物理的な空間ではありませんが、各霊団の意識の広さや認識の違いにより、範囲が異なります。太陽系の宇宙空間内に存在する一部の特殊ケースを除いては、ほとんどが地球上、またはそれに近い空間に集中し、月に至るまでの範囲に偏在しています。
無数に存在する霊団は、その霊団自らの意識が創造した世界に住んでいますが、自ら霊として存在していることを認識できない霊は、地球上にそのまま霊として存在しています。
生前に自らの霊性を高度に成長させた霊は、同じような霊たちと一緒に永世しますが、それに反して、穢れた虚偽世界に生きた霊は、同じような穢れた虚構世界を自ら創造して生き続けるようになります。
カルマの法則から、虚偽に生きた霊は、もっと苦しい虚偽の世界に転生して生きるということであり、逆に高度に進化した霊は、もっと進化できる境遇に転生することになります。
人間は、宇宙創造神の愛を体現し、霊界で永世するために創造されていますから、霊性が進化するまで、一定の期間を区切って、地上に輪廻するようになっています。今まで、地球人類が自ら創造した霊界の多くは、宇宙創造神の愛の光が届くことのない、カルマから脱皮していない世界であります。
しかし現代は、長い銀河宇宙歴史の中で、今までの宗教概念を越えて、輪廻を必要としない銀河宇宙世界を創造して行く時代です。その意味では、霊界の霊人たちにとりましても、このようなチャンス到来の時代に、一斉に地上に復活し、地球創生をともに成し遂げることで、宇宙創造神の永遠の愛が顕現される、新しい霊界(天上天国)を創造できる希望の時代でありましょう。
宗教では、地上での生活を終えると天国に行くと説き、苦しい地上生活から逃げるために、死を選ぶ人も絶えない現世ですが、霊界に行きましても天国は存在せず、カルマの苦しみから救われることはないのです。
天国は、地上に成されなければ、天上(霊界)にも存在しないのであり、地上に天国を創ることで、はじめて霊界にも天国が創られるのです。その意味で、今回の地球創生は、霊界の蘇生をかけたプロジェクトでもありましょう。



