世界には、さまざまな輪廻転生に対する異なる宗教的な認識があり、一般的には、同じ魂が前世の記憶をリセットされて、霊界と地上世界の往来を繰り返すことと認識しているようです。
カルマを浄化するまで、同じ魂が転生を繰り返すと説くもの、また、同じ魂が、永遠に転生を繰り返すと説くものなど、さまざまな説があるようですが、ここで述べる宇宙原論は、従来の輪廻転生観を根幹から覆すものとなるでしょう。
結論から述べますと、輪廻転生とは、記憶を消された同じ魂が、肉体を伴って転生を繰り返しているのではないということです。反論されるみなさまも多いかと思いますが、従来の輪廻転生観は、似て非なる概念であるといえます。
人間は、確かに従来の輪廻転生観に似た経緯を繰り返しながら進化しています。しかし、同じ魂が輪廻転生を繰り返しているのではなく、ある一定の数理的な条件の中で、自分とよく似た遺伝子を持つ人間の魂に、霊的に憑依一体し、その人間の進化の恩恵に浴しながら、自らの霊性をともに進化させて行くという概念です。
霊としての魂の転生は、自分の遺伝子とつながっている子孫たちや、同じような使命に生きる地上人の誕生とともに憑依して転生するものや、誕生後に霊的に憑依し転生するものなどさまざまです。
基本的に同じ魂が、輪廻を何度も繰り返しているという認識からは、魂が繁殖することはありません。人間の魂は、地上に肉体を伴って生まれる人間の数と一緒に繁殖し続けており、記憶を忘れた(消された)魂が肉体を伴って輪廻転生するという概念は、科学することを軽んじた宗教世界の誤認であります。
それでは、過去の記憶が蘇るという現象は、どのようなことなのでしょうか。



